今回から、しばらく連載形式でtad自身が多重債務者になるまでのストーリーを書いていきます。
なぜ、多重債務者になるような人間になったのか自己分析していくということです。
やはり借金体質になるのは、幼少期からお金に対する意識および知識の無さが原因として、あるんですよ。
これは、間違いないです。
tad自身、自分の歴史を紐解きつつ、どんなライフスタイルをすれば、貯蓄体質になれたのか、分析します。
では、いってみよー
多重債務者で毎月のリボ払い返済に苦しむ、あなたも借金体質になった自分自身を自己分析するキッカケになるよ!
小遣い制にするべきだった
幼少期から高校生までtad家の場合、必要なときに、必要なお金を親からもらうというスタイルでした。
これはダメですね。
金が必要な都度、親からお金をもらうということは、お金に関する収支を意識することなく大学生になるということです。
tadは、小遣いをもらったことがなく、常にその時々で親から金をもらってました。
つまり、お金を【貯める】という行為を経験したことがなかったんですね。
お金は親が与えてくれるもので、自分でコントロールできるものではないと頭に刷り込まれてきた結果、見事、多重債務者になりました。
幼少期に収支のバランスシートを意識するか、しないかで、大人になってから、お金をコントロールするか、コントロールされるかという大きな違いとなって現れます。
お小遣いを幼少期から自分自身でコントロールするという経験は、大人になってから確実に生きてきますね。
と、今さらながら思ってます。
お年玉や祝い金などは自己管理すべきだった
子どものとき、お年玉や何かしらのお祝い金などをもらうと、テンション上がりましたよね!
しかし、tadの場合、全て親に没収され、その後もらったお金がどうなったか、未だに不明です。
まぁ、浪人してるし、私立大に通わせてもらったから文句なんて言えませんが…
やっぱり、自分の金としてもらった祝い金やお年玉が、知らないところで(tadにかかる費用としても)使われることは良くないですね。
まぁ、話しが脱線しましたが…
小遣いと同様にお年玉や祝い金などの子どもにとっての大金についても、もらった本人に管理を任せるべきですね。
おそらく、アホみたいな使い方をするでしょう。
そして、後悔したらいいんです。
子どもなら借金というマイナスの世界に行くことはないんだから、1万円程度の金なんて、パァーッと使って、盛大に後悔したらいいんですよ。
その後悔が自分のなかで血となり肉となれば、必ず大人になって生きるんだから。
自分に与えられた金は、自分で責任持ってコントロールすべきなんです!
欲しい物があるなら稟議書を書く
tadは欲しいものがあれば、要所要所で買ってもらってました。
基本、tadの親は甘かったですね。
良くも悪くも過保護です。
未だにしょうもない心配性のLINEメッセージが、親から送られてきます。
そんな親でしたが、まぁ、世間の子どもが持っているゲームや流行ものは、だいたい与えられていましたね。
今思うと周囲の人たちの流行についていくための配慮でしょうけど…
これについて思った悪い点は、欲しがれば手に入るという意識を持ったことです。
やっぱり欲しいものを感情的に親に訴えれば手に入るという意識のまま大人になれば、論理的な思考でお金をコントロールすることができない大人になります。
はい。tadのことです。
だから、物事を深く考えることなくキャッシングやリボ払いによるショッピングをし、欲しいものを購入していたんですね。
そういったアホな思考回路にならないためには、論理的な思考を身につけることが大事。
- なぜ、それが欲しいのか?
- なぜ、今すぐ欲しいのか?
- それを買うための資金計画は?
このようなことを、親を納得させる手段として、紙に書いて稟議書的な感じで説得すると将来のためになったんやろうなぁ〜と思いましたね。
実際、ある大手証券会社の常務取締役である父親を持つ大学時代の友人は、幼少期から親に何か買ってもらいたいときは、「なぜ欲しいのか?」紙に書いて説得する習慣があったとのことです。
そういった論理的な思考を身につけていた彼は、現在バリバリの金融エリートとして金融業界の第一線で活躍中です。
感情で欲しいものを手に入れるのではなく、論理的に説得し、欲しいものを手に入れる習慣を幼少期から身につけるべきなんですね。
当然そういった買い物する際は、小遣いでは足りないでしょうから、計画的に貯めれば買えたのか?
現在の小遣いではどうしても買えないか?
など資金計画を考えないといけません。
子どもの頃から長期的なスパンで資金計画を考える癖をつけることは、貯蓄体質になるためには必須です。
家族の一員として家計に参加
tadは、33歳になった現在も親の財産状況について全くわかりません。
収支状況や、貯蓄がいくらあるのか、財産は何があるのか?
親は全く教えてくれませんね。
親は子どもを家計のことに関わらせることは、良くないことだと思っているんでしょうね。
その考えは多重債務者から貯蓄体質に変わりつつあるtadとしては、良くないことだと思います。
そもそも、子どものお小遣いが家計においてどれぐらいの割合を占めているのか?
欲しいものを買えば家計にどれぐらいのダメージを与えるのか?
子どもも知ることが大事です。
どうも親は子どもに対して金に関する話題を避けようとしますが…
良くないですね。
家族会議などを定期的に開き、親が家計の状況を発表し、毎月の収支、毎年の収支を子どもに教えることが大事。
そういった感覚を幼少期から養うことができれば、大人になってからも確実に収支を意識した消費行動をすることになります。
もちろん借金するなんて言語道断という感覚でしょう。
家計に関する議論に一切、参加することなく大人になれば、収支のことなど一切考えることなしに消費行動をするので、破たんします。
逆に、子どもの頃から主体的に家計を考える能力や癖があれば、確実に貯蓄体質になるでしょう。
さいごに
とりあえず、第1弾は、高校時代までの話です。
アルバイト経験がなかったので、お金を得る方法は親からもらう以外にありませんでした。
ということで、必要なときその都度、お金をもらうという教育方針だったtad家。
それは振り返れば、良くないことやなぁ〜と今、痛感しています。
小遣い制で、毎月一定額をもらいつつ、資金計画を論理的に考える。
そして、自分の持っているお金のことだけでなく、一家の家計状態を知る。
そんな習慣を幼少期から持つことで、お金に関する知識や考え方を身につけられたんやろなぁって思うわけです!
お金について全く学ばなかったtadは、計画的にお金を使うことができず、【貯める】という行為を一切できずに大人になったんよね。
そら、多重債務者なるわ!
借金病患者は紐解けば、幼少期の金の使い方や考え方に欠陥があっただけなんですよ。
でも、大丈夫!
誰でも本気になったら、借金病を完治し、貯蓄体質なれるから!
というわけで次回は第2弾!
【多重債務者の大学時代】を書きます。
おしまい
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