公務員の中堅職員になり思うことは、出世すると苦しむだけってこと

 

 

当記事は新年度に突入した（2021年）４月上旬に作成しましたが…

４月といえば、異動の時期ですよね。

職場は引き継ぎなどでバタバタなのに、年度替わりで仕事も大量にあるし…

 

職員のストレスが溜まりやすいです。

 

こんなときに特に大変なのが、やっぱり管理職でしょうね。

 

職員の席の配置や仕事の割り振りとか、めんどくさいことが多そうです。

もちろん、トラブル案件などややこしい問題も最終的には管理職に回ってくるし…

 

平職員のtadはあと数年すればもしかすると管理職になってしまうかもしれないって年齢になりますが、

 

 

そんな熱い思いを書いていきます。

 

 

 

搾取される労働者として人生を終わらせたくない

 

tadの勤務先って管理職になると…

管理職手当として手取り収入が５万円ほど上がります。

それに伴いボーナスも増えますし、

かなりの先の話ですが、年金支給額にも影響がでますよね。

当然、出世した方が経済的に良いことでしょう。

 

しかし、それはあくまで額面の収入が増えるってだけであり、実態としてはいかがなものなのか！？

 

人間関係や仕事のストレスから逃れるには出世しないに限る

 

収入面で有利なのは上述のとおりだけど、人生において総合的に有利なのかと言われると、tadにはかなり疑問に思うわけですよ。

 

 

そう言われたらそのとおりやけど、あえて言います。

 

これからの時代、部下（平社員）の力が強くなっていくでしょう。

そう…

管理職は部下にめっちゃ気を遣わないとダメなんですね。

 

ちょっときついことを言えば、すぐに…

 

 

みたいな権利を声高に叫ぶわけですよ。

そんな暴れん坊の部下が増えてくるんです。

 

もちろん、パワー型でなく、陰湿な方法で管理職を困らせる社員も増えるでしょう。

 

 

などなど。

 

こんな奴らを統制するってキツいでしょう。

 

もちろん、仕事をしない部下をクビにできないから、部下の仕事は上司の仕事になりますよね。

上司は仕事が増えたって、収入は変わりませんし、なんなら有給休暇すら取れない状況でしょうよ。

 

そう、５万円の収入増のために出世したばかりにワークライフバランスなんてものが崩壊するんですね。

そら、ストレス半端なくて、体を壊しますよ。

 

まぁ、サービス残業当たり前みたいなブラック企業は論外ですが、

案外、まともな労働環境である公務であっても、平職員が逆パワハラを行うなんてことが全然起こり得るんですよね。

 

優しく責任が強い人間が管理職になれば、マジで悲劇です。

そして、不幸なことに、そんな人間こそ人事部的には使い勝手の良い駒になります。

 

そんなわけで、出世なんてするもんじゃないってことですよ！

 

責任の重い仕事でやりがいを得るって、洗脳やん

 

 

 

そもそも、大半のサラリーマンが、なぜ奴隷的サラリーマンになるように洗脳されているのか…

それは、憲法から読み取れるんですよね。

 

ということで、あなたは憲法に定められている、国民の三大義務を知っているでしょうか？

 

答えは…

 

• 勤労義務
• 納税義務
• 子供に教育を受けさせる義務

 

です。

 

これは、まさに国のためにせっせと納税する労働者を作り続けろって言ってるようなものですよね。

そんな義務により、幼少期から労働者となるための洗脳を義務教育〜大学にかけて受け、

その後、納税マシーンと化し、豊かになれない程度の給料を与えつつ、ひたすら働き続ける人生を送ることになります。

 

 

とにかく、従順に与えられた業務を粛々とこなすだけですが…

そんな奴隷的な労働から、

 

自己実現だの、キャリア形成だの希望を持たせる耳障りの良い言葉を並べるんです。

これは、ほんまに洗脳ですよ。

 

ただの搾取され続ける労働者として生き、子供を労働者となるように育てる。

 

これが、国民に課せられた義務であり、日本の正体なのです。

 

そんな夢も希望もない世界で出世して、管理職になれば…

さらに精神的苦痛を受けるっていう、狂気の沙汰なんですね。

このサラリーマン界って。

 

自分の時間を幸せに生きるのに、仕事のストレスはマジで邪魔！

 

ここまでサラリーマン界で労働者として働くのは夢も希望もないと散々書きましたが…

だからって経営者になったり、自分のビジネスモデルを持って一発当てるなんてことはなかなかできるもんじゃないです。

 

tadもそうなんですが…

結局、労働者として納税マシーンとして生きていくしか選択肢はありません。

 

そんな結果が分かっているなら、せめて…

仕事以外の時間ぐらいは、仕事のストレスから解放されたいですよね。

 

でね！

 

ストレスで苦しめられないサラリーマン人生を送る秘訣は、万年平社員としてプレッシャーのかからないポジションを死守することが超重要なんです。

 

マジで、管理職なんてなれば休日もなんやかんやで仕事に汚染されますよ。

月曜が怖い。

ってなりますが、平社員だったら…

やばい案件は管理職に相談のうえ、お願い（ぶん投げる）すれば、謎のプレッシャーから解放されますからね。

 

 

みたいな洗脳をされますが…

と聞きつつも、

金曜日の夕方に管理職に投げればいいんです。

そしたら、休日はノープレッシャーで過ごせるわけですからね。

 

結局のところ…

まじめに働いた職員が割りを食うという不条理な世界がサラリーマン界なんです。

 

そんなもん許せない！

とか言っても、共産主義的な世界ではそんな不条理が当たり前になるんです。

これが現実です。

 

倫理的に良いか悪いかって話もあるでしょうけど、自分の人生です。

ほどよく手を抜いて、責任は取らないよう立ち回り…

自分の自由な時間をゲットすることが、tadにとっては勝利なのです。

 

 

生涯賃金の少なさは節約でカバーすれば良いだけ

 

上層部からも、そして、部下からもギャーギャーと文句を言われる管理職（特に中間管理職）は辛いってことで、結論としては…

 

出世するな！！

 

ってことを主張してるけど…

 

 

って反論がありそうですよね。

 

まぁ、先述したとおり、出世すればするほど収入面で得するなんてことは言うまでもありません。

 

だが、しかし…

 

出世するほどに支出も増えるんです！

 

tadの職場でもそうですが、

歓送迎会などイベント時には、管理職がカンパしないとあかんみたいな雰囲気があるんですよね。

飲み代として平職員は3,000円で、管理職が10,000円みたいな感じですね。

 

こんなものはかわいいものですが、何かと休日の集まりなど仕事関連のイベントに顔を出さないといけなかったりと、支出額が増える一方なんです。

もちろん、自分の時間も減りまくりますが…

 

 

って言うけどね〜。

 

多少、生涯賃金が多いからってサービス残業などの時間の浪費や、人間関係などのストレスによる精神的なダメージを考慮すると…

トータルでは、平職員の方が優位だと思うんですよね。

 

ほんで、生涯賃金の少なさについては、節約でカバーすればいいんですよ。

 

具体的な節約方法として…

 

住居費と車ですな。

 

いつも言っていることです。

 

 

 

とか言って、5,000万円ぐらいの住宅ローンを35年返済計画として借入して、タワーマンションを購入するんです。

そんな贅沢（？）のために、自分の時間を仕事に捧げるって、アホらしくないですか？

 

そんなわけで、tadはタイ人嫁ちゃんとの同居用の賃貸物件の家賃は約７万円ほどを考えております。

大阪市内における新婚生活用の賃貸で家賃７万円ってかなり破格の安さと思いますよ。

これだけで一般家庭と比べて４～5万円ぐらい節約できています。

これだけで管理職手当に相当しますからね。

 

車については…

所有する必要なし！！

車を乗り替えつつ所有し続けたら、生涯で5,000万円ぐらいかかることになるんですよ…

 

いや、大阪市内でそこそこのマンション買えるやん…

ってレベルの支出です。

 

 

出世頭ってことで、いい車に乗りまくってると全然資産は貯まらないわけですな。

 

結局ね…

 

住居費を安くし、車を持たないければ、それだけで出世によって増える賃金以上に得するんです。

 

そう、出世せずに平職員としてふつうの収入をもらいながら、変な贅沢をしなければ、出世してる職員より人生充実するってことです。

 

tadは、出世しない生き方をしますよ。

 

 

おしまい