本記事は、第6話、【綻び編その5】。
カラオケクラブ嬢(未来の嫁)であるタイ人女性との感動の再会を果たし、途中、一悶着あったけど、最後は平和にスワンナプーム空港にて、バイバイし…
tad帰国!
帰国後も毎日のようにLINEビデオ通話でトーク!
中身のない会話やけども楽しかった。
そして、第3回目の訪タイ日程が決まった。
しかも…
嬢とtadの関係性は一気に急展開する!
もはや、160万円ほどの借金がありますなんてことを…
とてもじゃないけど言えない状況に陥った。
そう、この時点で軌道修正不可能となったのだ!
タイ人カラオケクラブ嬢の実家に招かれる(訪タイ第3回目)
嬢のご家族にあいさつ
2016年10月22日(土)〜25日(火)の日程で、第3回訪タイの航空券を予約し、その旨をLINEのビデオ通話中、嬢に報告したところ…
オーケー!
もう、ホテル予約しなくていいよ。
私の家に泊まったらいいよ。
この頃は、嬢はトンローのコンドミニアムで一人暮らししていたので、そこに泊まらせてもらうものとtadは解釈していたのだが…
よくよく話を聞くと…
コンドミニアムじゃなくて、家族の家よ。
え!?
家族の家って、嬢のお父さんとかお母さんもいるんでしょう?
いるよ。
おばあちゃんもいるし、叔母さんもいるよ。
もちろん、妹も。
いや、いきなり俺が嬢の家に行ったら、みんなビックリするんじゃないの?
じゃあ、今、話したらいいんじゃない?
え!?
次の瞬間…
スマホ画面に知らないおじさんが映る。
まぁ、嬢とのトークの流れが合点はすぐにいったけど…
そう、お義父さんです。
(心の声)
どんなんやねん?
心の準備とかも一切なし。
これがタイスタイルなのか!?
さ、サワッディーカップ。
インディーディーダイルーチャップクラップ
(初めまして)
ポムチューtadクラップ
(僕はtadです)
覚えたてのクソぎこちないタイ語でお粗末なあいさつ。
お義父さんも
サワッディーカップ
と、あいさつをしてくださったが…
会話は続くはずなく…
こんなあいさつをお義母さん、嬢の祖母と交わし、
最後に第2回目の訪タイで仲良くなった三女と英語でちょろっとトークし、嬢にタッチ!
脇汗びっしょり。
(心の声)
色々、雑すぎるやろ…
と、思いきや、嬢は
みんな優しいでしょう。
大丈夫よ。
そ、そうやね。
こーんなやりとりにより、第3回目の宿泊先は嬢の実家に確定したのだ。
親御さんに紹介してもらったということは…
結婚前提やんけ。
もう、後戻りはできん!
そんなことを思っていたが…
具体的なことを嬢より言われる!
婚姻届を準備
見出しのとおりやけど…
親御さんたちとLINE上で顔合わせを終え、数日後の嬢から、ふいに発せられた言葉。
結婚は、いつにする?
(心の声)
な、な、なにーーーーー
け、け、結婚!?
取り乱さないよう冷静さを装っていたが、『結婚』という発言がこうもあっさり出るのか…
このときは内心、マジでビビったよ。
いや、だって…
会った回数は、2回だよ…
それで結婚って…
(心の声)
これがタイスタイルなのか?
そんなことを考えながらも、なんやかんやで、tadもぶっ飛んでる側の人間ゆえに…
そうやなぁ~
来年にしようか?
と、普通の会話のトーンで回答。
兎にも角にも…
この時点で結婚することが決まったというわけ。
もう一度言うけど、会った回数2回だからね。
これぞタイスタイルと思いつつ、tadも迷うことなかった。
いや、迷えよ!
って、誰もが思うところをそのまま突っ走ったtadであった。
- 借金問題は棚上げ
- tadの親は何も知らない
もう、めちゃくちゃやけど…
プロポーズの感動的なシーンは一切なしで、カラオケクラブ嬢であるタイ人女性との結婚が現実となった瞬間だった。
というわけで、早速、婚姻届を区役所でもらい、必要事項を記入し、準備は整った!
あと、お義父さんがtadの収入および本当に独身か知りたいとのことで…
- 所得証明書
- 独身証明書
これらを用意した。
日本なら面と向かって年収を聞くって、あまりないし…
まして公的な書面で年収を見せてなんてあり得ないと思うけど…
まぁ、お義父さんは悪気ないし、そりゃあ、自分の愛娘が日本に嫁として移住するんだから、結婚相手の年収ぐらい気にするわな。
もはや、婚姻届の一件で今さら所得証明や独身証明を求められても何も驚くことのなかったtadは、婚姻届とあわせて各証明書をもらった。
とまぁ、こんな感じで、tadの人生において、とんでもない衝撃を受けつつ、訪タイ第3回目の出発日を待つこととなった。
てか…
結婚を具体的に意識することで、嬉しさと同時に急に恐怖を感じるtadであった。
いやいや、俺には借金があるやん!
しかも、その額、180万円もあるのに…
どないすんねん。
このとき、tadが真人間に変貌し、飲み会参加率を100%から20%ぐらいに下げることができれば、今ごろ順風満帆な嬢との結婚生活を送れていたはず…
しかし!
tadが30年間かけて培った人間性をそう簡単に変えることなどできず…
嬢のご家族とあいさつを交わし結婚前提であると確信した日以後も、飲み会の質・量とも変わることなく、借入残高は減ることなく、180万円程度で推移していた。
そんな借金という闇を抱えてたまま、第3回目の訪タイ当日を迎えた。
一応、婚姻届を書くわけだし…
借入残高・・・180万円
嬢とは結婚前提の関係となったにもかかわらず、借金を増やす当時のtadがいかに愚か者か、過去を振り返り痛感中。
やはり、俺は異常だわ…
第7話は、こちら!
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