本記事は、第5話、【綻び編その4】。
タイ人女性とのデートのため再びバンコク入り(続き)
tadの暴走により、カラオケクラブ嬢(未来の嫁)を怒らせしまい…
自暴自棄と化したtadは、バンコクの夜の街で散財し、ホテルへ戻った。
俺は、バンコクまで来て、何をやってるんだ?
しかも、キャッシングした金で…
時刻は日付変更線をまたぎ、10時間後ぐらいには空港に行かねばならん。
そんなときだった…
訪タイ最終日
tadのiPhoneが鳴る。
あっ、カラオケクラブ嬢だ…
とりあえず、謝らないと…
もしもし!
あっ、tadさん。
さっきは、〇〇〇に来てくれたのにごめんね。
明日は何時の飛行機なの?
えっ、あぁ〜、11時ぐらいだったと思うよ。
分かりました。
じゃあ、スワンナプーム空港まで送ってあげるね。
え!?
いいの?
ありがとう!
なんだ…
怒っていなかったのか…
ほっ…
完全に詰んだと思っていたカラオケクラブ嬢との恋愛は、全く終わっていなかったのだ。
安堵感に浸りつつ、他愛もない話をしていると、2日目にあった三女が話したいとのことで、ビデオ通話に切り替わった。
(心の声)
ありゃ、三女ちゃん、めっちゃテンション高いやん。
この前と打って変わって、フレンドリーやんけ。
三女ちゃんは英語がなかなか堪能だったんで、英語によってなんとか会話は成立。
まぁ、会話の内容は大したことでなく…
三女のディズニーおよびサンリオのボールペンを披露してもらっただけやった。
それを見て、tadは、
すげ〜
と、驚く。
そして、三女ちゃんはご満悦。
なんか、このやりとりで三女ちゃんはtadに心を開いてくれたみたい。
2日前の冷たい感じは、なんやってん?と思いつつ、
まぁ、カラオケクラブ嬢との恋愛関係は続いているのだという安堵感で、三女ちゃんのボールペン披露すら楽しかった。
そんなこんなで、tadが宿泊するホテルのロビーに翌朝8時頃、集合することになった。
翌朝…
チェックアウトをし、ロビーを見ると、カラオケクラブ嬢と三女が本当にいるではないか!
サワッディーカップ!
嬢と三女は車(BMW)で、ホテルまで来てくれた。
なんか、道中が混んでるとかで、車はホテルの駐車場に停めたままにし、BTS、MRT、ARLを利用し、スワンナプーム空港まで行くことになった。
ガタンゴトン。
1時間ぐらいで、スワンナプーム空港に到着。
いよいよ、お別れまで後30分ぐらいって時間になり、とりあえず、スターバックスでドリンクを購入。
これがあんまり美味くなく、残す。
ほんで、最後に巨大な鬼の像もとで、
- tad、嬢、三女の3人での写真
- tad、嬢でのツーショット
そして、その写真をLINEで交換し、嬢と握手して、バイバイ。
なんやかんやで、カラオケクラブ嬢との恋愛関係は続くことになり…
早速、次(10月)のバンコク行きの航空券を予約することとなった。
着実に借金は溜まっている…
当然、有給休暇を取得することになるので、職場の上司にも、その旨を伝えた。
理由をいちいち考えるのが、めんどくさかったんで…
タイ人女性と真剣に付き合ってるんですよ〜
えぇ!!
ほんまかよ〜
tad君、大丈夫か?
騙されてるんちゃうんかよ?
大丈夫っす!
このときは何の根拠も無かったけど、結果、嬢は良いところの娘さんだったことを10月の訪タイで知ることとなった。
そして、良いところの娘と結婚するってことは…
結納金があるってこと!
そんなことをtadは、知る由もなく…
ただただ、カラオケクラブ嬢との恋愛を楽しんでいた。
まだ、現段階は、tadが借金地獄に陥る、ほんの綻びに過ぎない嬢との関係性だった。
そんなことで、無事?、嬢との感動の再会は成功裏に幕を閉じた。
借入残高・・・170万円
第6話は、こちら!
コメント
[…] 第5話は、こちら。 […]
[…] ※第5話、【綻び編その4】は、こちら。 […]