本記事は、第38話、【狂乱編その3】。
無事、結婚式費用の60万円を用意して、意気揚々と訪タイしたtad。
ドンムアン空港からタクシーでタイ人嫁ちゃんの実家に行く。
今回は夕方に到着したので、みなさんリビングでtadをお出迎え。
ザワッディーカップ。
そして、間髪を入れずタイ人嫁ちゃんから、一言。
お金、だして!
お、おう。
再会を喜ぶなど皆無で、いきなりお金のことかい…
そんなことを内心思いながらも、
耳揃えて準備した60万円を堂々と渡した。
(心の声)
う〜ん。
お金に余裕があるって気持ちいいぜ。
tadは、そもそも400万円もの借金を抱えてるくせに、仮想通貨バブルで一発小当たりをゲットしただけで、地に足が付いていない状況だった。
なんともおめでたい勘違い借金野郎だったよ。
結婚式直前だが、レンタルタキシードの確認しただけ(嫁と会った回数13回目)
結婚式直前の訪タイだけど、タイ人嫁ちゃんに会った回数って13回目なんか…
なんかもうムチャクチャやな。
そんな状況だが、ついに結婚までたどり着いたのだ。
(心の声)
今回は結婚式直前の訪タイなので、準備などでバタバタなのかな?
そんなことを思っていたが…
何をするでもない。
やることと言えば、結婚式でレンタルする衣装を最終チェックしただけだった。
まぁ、前回の訪タイ時にレンタルするタキシードは決定していたので、真新しいことは何も無かった。
タイ人嫁ちゃんも同じく、タイの民族衣装とウェディングドレス2着を改めて試着して…
終わり!
tadのiPhoneは、嫁ちゃんの試着時の写真で溢れ返ったことは言うまでもないが…
(心の声)
何枚撮らせるねん…
ってぐらい写真を撮ったよ。
一方、tadのレンタルタキシード2着の写真はそれぞれ1枚ずつだったけどね。
初体験!喜捨(タンブン)
タイ人嫁ちゃんの家に着いたとき、嫁ちゃんのご家族みなさん、ナイロン袋にお米や菓子などの詰め合わせを何袋も用意していた。
タイ人嫁ちゃんに質問するのはなんか怖かったので、三女ちゃんに尋ねた?
これは、明日の朝、僧侶にあげるのよ。
この時はピンと来なかった。
(心の声)
なんか寺でも行くんかな?
そんな感じで考えていた。
そして、翌朝…
けたたましい音楽が外で流れ始めた!
何の騒ぎやと思ったら…
僧侶が20人ぐらいおり、何やら読経のようなことを唱えていた。
嫁ちゃん実家の近所の人たち100人ぐらいが朝から集合し、読経を聞き入っていた。
改めて、タイという国は仏教の国なんだなぁ〜と強く感じたね。
そして…
読経が一段落したなぁ〜と思ったら、みなさん、僧侶に対して、食料などを渡し始めた。
嫁ちゃん一家もその流れに乗って、昨晩用意した米や菓子の詰め合わせを各僧侶が持ってる袋に入れていったのだ。
これが、タンブンってやつだ。
僧侶に対し、食料を送ることで…
「善行を行う・徳を積む」ことができるのだ。
そうすることで、自分や家族が幸せになれると考えられているとのこと。
これがタイスタイル。
タイの文化を体験できたわけだ。
まぁ、そんなタイ人嫁ちゃんのタンブンによる徳の積み上げにもかかわらず…
tadの借金も積み上がっているわけだけどね。
かくして、1ヶ月後に結婚式を挙げることになるが…
問題なく、結婚式当日を迎えられるのかと思いきや、そうは問屋が卸さないってわけで、ちゃんと一悶着起きるわけだ。
どんなトラブルかと言うと…
tadの金銭面についてだ。
というか、借金疑惑ね。
まぁ〜真っ黒なtadやけど、借金の有無を問い質されるわけだが…
それについては次回に書いていこう。
まぁ、別居婚が続いてるから借金がバレてないだけで同居開始すれば、1ヶ月と持たんやろな…
そんなことを当記事を書きながら思った次第だ。
金銭面に関するウソは、本当に質の悪いウソだなぁ…
もはや、どうにもならんけど。
そう、tadは狂っていた…
✅2018年1月時点
借入残高・・・410万円(うち友達からの借金150万円)
積立預金・・・78万円
週末はちゃんと毎週飲み会に行ってるし、オールカラオケの写真が、ちらほらあった。
まぁ、間違いなくカード決済してるわな。
tadに対する借金疑惑を抱くタイ人嫁ちゃんを気にすることなく飲み代で散財を重ねるのだ。
本当、人に非ずだな。しかも、いまだに借金を隠してるし…
第39話は、こちら!
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