本記事は、第39話、【狂乱編その4】。
「マリッジブルー」っていう、言葉を聞いたことあるが…
tadは、タイ人嫁ちゃんのマリッジブルーっぷりをモロに食らった。
今でも、思い出すと暗い気持ちになる。
もちろん、諸悪の根源はtadにある。
もっと具体的に言うと…
tadの経済力(というか借金)だ。
結婚披露宴まで1ヶ月を切った、ある深夜の話だ。
突如、タイ人嫁ちゃんから深夜に電話がかかってきた。
何か、急な用事なのか?
そんな不安を感じながら、電話に出ると…
不安どころではない、電話越しに伝わる…
嫁ちゃんのただならぬマイナスのパワーだった。
tadは直感で…
(心の声)
なんか、ヤバイ…
と、思った。
そんなところから書いていく。
タイ人嫁ちゃんの涙の訴え…
電話の開口一番…
結婚どうする!?
え…
いったいどうしたの?
あなたは、お金、全然ないでしょう!
結婚、間違い!
私の家族に結婚やめるかもしれないって言ったよ!
今は、お金そんなに持ってないけど、これから増えるから大丈夫よ。
あなたは、結納金の200万バーツ持っているって、嘘ついたでしょう。
全部、嘘でしょ!!
結婚間違いかった!
ただ、リアリティー出すために訂正せずにそのまま書き進める。
200万バーツもいつか払うって!
嘘!
全部嘘!
間違いかった!!
(心の声)
急にどうしたんやろ…
えらいことになっとるやんけ。
てか、200万バーツを払える算段なんて皆無やし…
てか、借金あるし。
これ、ひょっとしたら、結婚式中断で、そのまま離婚なんてこともあり得るぞ…マジで。
なんとか、軌道修正したいところだったが、気の利いた言葉は浮かばず…
今は、給料少ないけど、これから増えていくし、大丈夫よ。
心配ないよ!
俺はがんばるよ。
もう、なんでもいいよ。
間違いかったね〜
ブチッ。
ツーツー。
いやいや、何を今さらキレてんねん。
マリッジブルーって、レベルちゃうで、これ。
どないなるんやろ…
てか、深夜2時やんけ。
寝よ。
冷静に眠るtadであった。
まぁ、ダメならダメで、そんなもんよな。
と、あまり深刻に考えなかったのだ。
しかし、思えば…
結納金200万バーツを未払いであることや、tadの低収入ぶりに、あそこまで激昂するとなると…
借金400万円あるなんて言えば、本気で刺されるんちゃうか。
そんな勢いのタイ人嫁ちゃんだった。
激昂電話の翌日は、意外にも平常モードなタイ人嫁ちゃん
激昂電話から数時間後、tadは嫌な寝起きだった。
そら、あんな電話があったからね。
まぁ、tadの経済力の無さ、そして結納金の未払いが原因なんだけど…
どんなフォローが最適なのかよく分からんけど、とりあえず…
サワッディーカップのスタンプをポチッと送信!
数時間後、LINEをチェックすると…
タイ人嫁ちゃんからふつうにレスポンスあり。
いつもどおりのスタンプが送られてきたのだ。
ありゃあ?
意外にも平常モードやん。
というわけで、昨晩の激昂電話が嘘のように、いつもどおりのLINEの応酬だった。
しかし、借金を隠してる罪悪感は日に日に増していった。
おせーよ!
そして、各カード会社や消費者金融たちは容赦なく返済日になると口座から金を引き出す!
当たり前。
うぅ…
元金減らねー
利息の支払いばっかやんけ…
タイ人嫁ちゃんが涙ながら後悔の念をぶちまけた中、俺は何をしているんだ?
この時、一時的にはあるが、卒酒宣言を行った。
ほんと、一時的だったけど…
タイ人嫁ちゃんが涙ながらに、tadと結婚することに対する将来の不安を訴えたにもかかわらず、結婚式までの間しか、tadは変わらなかった。
つまり、結婚式から数週間後にもなると、これまでどおり飲み代で散財していたのだ。
そんなことで、2020年3月(当記事執筆時)の借金は、圧巻の660万円である。
人間って本当、変わらんね。
改めて、tadは狂っている。
まさに狂乱だ。
一生涯守り抜かないといけない、ただ1人の女性である嫁の訴えすら、忘れて結婚式後は羽目を外すことになる。
俺って、本当に最低やな。
そんなことを思いながら、当記事を書いた。
本当に反省してるなら、親に借金を立て替えてもらうなり、タイ人嫁ちゃんに本当のことを話すなり、誠実になれよ。
くっ…
ダメだ。こいつ。
まだ、なんとかなるって思ってるぞ。
・・・
そんなこんなで、次回は結婚披露宴編を書いていく。
✅2018年1月時点
借入残高・・・410万円(うち友達からの借金150万円)
積立預金・・・78万円
第40話は、こちら!
コメント
[…] 第39話は、こちら! […]
[…] ※第39話、【狂乱編その4】は、こちら。 […]
[…] 第39話 […]