第2話より綻び編スタート。
未来の嫁となる、高級カラオケクラブ勤務のタイ人女性に出会い、一目惚れし、帰国後に即バンコク行きの航空券を予約したtad。
このときは、借金650万円という手取り年収2倍もの額を借金するなど夢にも思ってなかった。
いったい、なぜ?
こんなぶっ飛んだ額の借金をしたのか…
タイ人女性とのデートのため再びバンコク入り
2016年7月に訪タイしたにもかかわらず、翌月、またもや訪タイする。
一応、有給休暇を取るに際し、上司に訪タイの旨を報告した。
またかよ〜?
tad君、どんだけタイが好きやねん。
悪いことしてへんやんな?
これ以上、ピュアな訪タイの理由があるかい!
と、内心思いながら…
見聞を広めるだけですよ〜
と、超テキトーな返答したわけで、有給休暇を取得し、いざタイ・バンコクへ!
その前にね…
手ぶらじゃなんやからな〜
なんか手土産、持って行った方がええわな。
そんな感じで、タイ女性が喜ぶもんといえば、ブランド物やろうなと思いつつ、べらぼうな価格のお土産は不可能。
150万円もの借金あるし…
とりあえず、大阪、梅田にある阪急百貨店をぶらつくと目に止まった化粧品コーナー。
そうや、資生堂でなんか買えばええやんけ!
早速、「タイ人 化粧品 資生堂」で検索して、1万円ちょっとぐらいの化粧品を探したところ、美容液が目に止まったので、
とりあえず、これでいいかぁ〜
あっ、店員さん!
タイ人女性にプレゼントを考えているけど、これってどうですか?
美容液は、こんなやつ
全く分からんが、見た目はこれ。
値段もこんな感じやったはず…
東南アジアの方々にも人気ですよ!
まぁ、そう言うわな。
と内心思いつつ…
じゃあ、これ買います~
かしこまりました!
では、お会計いたします。
日本人のおっさん(三十路付近なのでギリギリおっさん枠外?)が、東南アジアの女の子にプレゼントで資生堂の商品を購入するって…
・・・
みたいなことを思ってんねんやろな。
この店員も。
まぁ、どうでもええけど。
さて、これで手土産はオーケー!
いざ関西空港へ!
ブーン
スワンナプーム空港着!
もちろん機内でシンハービールを飲みまくったことは言うまでもないけどね。
さて、空港から出て…
- ARL(電車)
- MRT(地下鉄)
- BTS(モノレール)
この順番でBTSトンロー駅に到着。
訪タイ初日の夜
時刻は現地時間17:00。
順調すぎる。
マジで予定通りすぎる。
そして、カラオケクラブ嬢(未来の嫁ちゃん)にトンローのホテルに到着した旨を伝えたところ…
LINE電話が鳴る…
おっ、カラオケクラブ嬢だ!
もしもし〜
あ、tadさん!
今日はよろしくお願いします。
19時に〇〇〇(カラオケクラブ名)に来てください。
私の名前を言ったら大丈夫です。
わかった!
ほな、19時にね〜
この頃は敬語だったし、俺のほうがなんとなく立場が上だったんよな。(そりゃ、スタッフと客の関係やからな。)
懐かしい…
とまぁ、こんな感じで、18:55…
スクンビットソイ55(トンロー通り)で、バイタクを拾い、
〇〇〇(カラオケクラブ名)!
オーケー!
通じるんかい。
ふつうにバイタクのおっさんに通じてビビりつつ、カラオケクラブに到着した。
1ヶ月ぶりやな。
では、行こうか…
いらっしゃいませー
おぉ、この感じこの感じ。
いいね〜
そして!!
おぉ…カラオケ嬢!
久しぶりやね。
tadさん久しぶりです。
なんか感動の再会。
めっちゃ嬉しいぞ!
ということで…この時も閉店まで居座り、シンハービールを飲みつつ、トークに花を咲かせたね。
ガチでいい思い出やわ…
お会計は、お約束の7,500バーツ(約25,000円)
う〜む。固定費なんかな?まぁ、小さいことはええか。
マイペンライ(タイ語で大丈夫!って意味)
その後は、2人で屋台に行き、夜な夜なトークしつつ…
解散!
もちろん…
次の日は、カラオケクラブでなくプライベートデート。
いやはや、楽しみ楽しみ。
一晩で、30,000円弱使ってるけどな。
実はこの時、友達に借金200万円を立て替えてもらって以来、クレジットカードとは決別したにもかかわらず…
再びにクレジットカードを作ったんよね。
そして、バンコクのATMでキャッシングをするという借金人生転落への扉をこじ開けたわけ。
そう、
終わりの始まりってやつ。
カラオケクラブ嬢との素敵な時間を過ごしたいし、それなりの人だって感じを見せたい!
見栄を張るためにキャッシングしたってこと。
借金によるtadの人生転落はすでに始まっていたのだ…
借入残高・・・160万円
第3話は、こちら。
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