本記事は、第166話【番外編その4】。
サワッディーカップ!
タイ人嫁ちゃんと国際結婚したけど、借金を隠し続けるアラフォーことtadです。
いや〜、タイ人嫁ちゃんとは国際別居婚状態のため、ネタが無いんで…
こんなときは自分自身への戒めと備忘録として、昔の散財話でもしようかな〜と思います。
サクッといってみよー!
飢えていた20代!借金してでも楽しみたかった。
時は、2014年…
tadが20代だった頃の金曜日と言えば、だいたい…
合コンして、クラブに行き95%※の確率でボコボコに打ちのめされて、行きつけの居酒屋で3時の閉店まで飲み、朝までカラオケ!
そんな本当にダメなお金の使い方を延々としていたけど…
本記事の散財備忘録における事件として…
数年前のゴールデンウィーク直前の金曜日に起きたことを書きます。
結論から言うと…
毎度おなじみの圧倒的な散財を行うことになったのだ!
では、始めよう。
20代のtadにおける金曜日の夜といえば…
基本的には合コンで、ウェーイするのだが…
この金曜日は、たまたま合コンが無かったので、
いつもの同期と梅田で飲んでから、いつもより2時間ほど早い、20時過ぎには…
いつもクラブに向かっていた。
この日の金曜日とは、いつもの金曜日とは違い…
ゴールデンウィーク直前の金曜日なのだ。
凍てつく冬の寒さも和らぎ、なんとも心地よい季節であり、しかも長期休暇直前の金曜日である。
まさに、気分がもっとも高まる特別な金曜日なのだ!
キャッシングして、クラブに行く日々
そんなホットな金曜日だが、tadの財布の中身は相変わらずキンキンに冷えきっているわけだ。
そんな金欠なtadがやることは、ただ1つ。
それは、キャッシング!!
財布のなかに忍ばしている某消費者金融(サラ金)のカードを打ち出の小槌のごとく、コンビニのATMを利用して2万円を引き出し…
ゲーム開始というわけだ。
入場料2,000円(だったと思う)を払い、早速サージング。
う〜む、2人で来てるっぽい人は…
いっぱいいる!!
21時前にもかかわらず、いっぱいいるやん。
よっしゃ、同期よ、出陣や〜
どーも!
●●●(クラブ名)には、よく来るの〜?
初めてですよー!
こんな感じで、大ウソついてるであろう、ゴリゴリの夜鳥モードな23歳こそ、本日のヒロイン「豊丸」だ。
細身で、目がクリっとした茶髪の豊丸と、とりあえずトーク開始!
ちなみに、tadの相方は、豊丸の相方「幸代」といい感じに和めていたので、きれいにセパレートできましたね。
さて…
ここでtadの悪い癖が発動する。
なに飲みたい?
言うてくれや。
えーいいの?
じゃあ、これで。
みたいな感じで、一杯500円ぐらいするドリンクをサクッと奢るという愚行をおかしつつ、豊丸とのトークを楽しむ。
そして…
話題は職業の話になり、
私は、銀行員ですよ〜
マジで、俺も元銀行員やねん!
あっ、豊丸ちゃん●●銀行(tadの前職)やろ?
と、テキトーにtadが退職した銀行名を言うと…
豊丸が一瞬、狼狽した!
tadは、その狼狽を見逃さなかった。
やっぱり、豊丸ちゃん●●銀行やろ!
実は、俺も3年前まで●●銀行員やってん!
どこ支店??
え!
そうなんですね!
◯◯支店ですよ〜
◯◯支店!?
いや、寮のとき隣の部屋やった同期がおるやん。
えっ?
それって、角田さん(仮名)ですか?
そうそう。
てか、先週も飲んだし。
こんな感じで、豊丸とtadは共通の話題が多くかなり盛り上がったわけだ。
そして、時刻は22時…
立ち話し続けるのも疲れてくる時間帯なので…
豊丸を連れ出す時間である。
連れ出したはいいものの…
よし、豊丸!
ここで立ち話し続けるのも疲れるから、場所を変えよう。
え〜?
ってか、幸代は大丈夫かな?
あっ、幸代、いたいた。
豊丸と幸代が、なにやら話しているが…
どうやら、幸代はtadの同期にホの字のようで、2人きりになりたいみたい。
そんなわけで、むしろ幸代こそ、外に出たがっていた。
ナイス!
幸代と俺の同期!
ってなわけで、退店し…
同期と幸代は、ふら〜っと闇の中に消えていったので、tadと豊丸もガヤガヤしたエリアから落ち着いたエリアに移動した。
まぁ、クロージングの下手くそなtadは結局酒の力に頼らざるを得ない!
そんなわけで、いきなり本題に持って行けず…
とりあえず、テキトーに比較的静かめな居酒屋に行くことを考えた。
そんなとき、ふと財布の中身が気になった。
そう、クラブ内で酒を飲みまくったし、豊丸にも見栄を張ってそれなりに酒を奢ったので…
キャッシングによる2万円が、あっという間に残り1万円ほどになっていた。
やばい。
1万円だけだと心もとないぞ…
ってなわけで、コンビニ行き、再び2万円をキャッシング!!
無駄な手数料を払い、1日にキャッシングを2度もするドアホなtadであった。
さて、どこの居酒屋に行こうかなぁ〜。
そんなことを考えていると…
「事実は小説よりも奇なり」のごとく、豊丸が勤務する◯◯支店の角田よりtadにLINEが入った。
(LINE)
今日泊めてや〜。
これ、ホンマやからな…
角田と合流するのに都合の良い場所は、阪急電鉄の十三駅(梅田の次の駅※厳密には違うけど)だったので、場所を十三に移した。
まぁ、豊丸としても角田がいるし、自宅方向だしで、快諾。
位置関係としては、こんな感じです。
そして、十三駅前の居酒屋で第2ラウンドが始まった!
見栄を張って奢ったのに成果なく、借金が増えただけ。
クロージングのスキルを持たないtadが戦法はただ一つ!
お互い酔っ払って、勢いに任せてゴールする戦法!
これしかない。
そんなことを考えていたけど、ふつうに豊丸との談笑を楽しむtadであった。
ほどなくして、角田が合流。
3人で談笑。
ふと時計を見たら、日付が変わっていた。
これは、久しぶりの「勝利」という2文字が現実味を帯びてきた!
そんなことを思いつつも、tadはさらに意気揚々と飲んだ。
そして、豊丸も夜鳥モードゆえにガブガブとビールを飲む!
気づけば、時計の針は午前2時を回っていた…
角田は半分寝落ちしていたので、tad家の鍵を渡し、居酒屋を出た。
さて…
居酒屋に残るのは、我々2人のみだ。
しかし!!
tadは、なぜか日和ってしまったのか…
ベロベロだった豊丸に、ウーロン茶を飲ませたのだ。
なに?この無駄な優しさ…
一気にたたみかけたらいいのに、何をビビってんだ、俺。
ここで、豊丸は息を吹き返すし、tadは急に酔いが醒めた。
とりあえず、居酒屋から出て、深夜2時過ぎの十三駅界隈を散歩する。
道中、何度も接吻を繰り返しながら、クロージングを試みるも…
NG!!
まぁ〜、支店の先輩である角田さんに、クラブで出会った奴と・・・
みたいなことを思われるのが嫌らしい。
しかし…
おそらく、それはただの言い訳で、本音のところはtadに魅力が無いってことに尽きるのでしょう。
ここで合理的な判断のできる男なら、じゃあまた会う日まで〜と、サクッと解散するんでしょうが…
tadはなぜか見栄を張り…
無駄に格好をつけて…
二度と会うこともない豊丸にタクシー代として…
5,000円を手渡して、
豊丸を乗せたタクシーを見送ったわけですな。
ドアホです。
結局…
20,000円超の大散財をした借金野郎の虚しい夜でした。
というわけで、tadもタクシーを拾って、角田が眠る自分のアパートに帰ったのだった。
そりゃあ、多重債務者になるわな!
まぁ、たまには自分の散財時代を振り返るのも悪くないね。
自分の愚かさを再認識しつつ、同じ過ちを繰り返さないためにも!
ちなみに…
tadの同期と幸代は、一泊したとのことでした。
✅2021年2月11日時点
借入残高・・・634万円(うち友達からの借金165万円)
積立預金・・・327万円(+仮想通貨XRP24万円※時価)
まさに猫も杓子も仮想通貨状態だ。
これは、2018年1月下旬の、あのバブル崩壊の再来か!?
まぁ、そうなったら、tadはXRPを追加購入するけどね。
今は1XRPが50円台で推移しているため、買いのタイミングではない。
せめて30円台まで落ち込まないと買う気になれないね〜。
第167話は、こちら!
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