本記事は、第11話、【膨張編その1】。
今回より、【膨張編】として物語は進んでいく。
要は、借入残高の増額ペースが加速したってこと。
では、続きを書こう。
前回、tadはタイ人嫁ちゃんの怒りによって、ドンムアン空港まで送ってもらえず、アソーク駅にて強制途中下車されたが…
日本に帰国後、スマホをチェックしたところ、嫁ちゃんからのLINEメッセージ…
(LINEメッセージ)
日本に着きましたか?
と、あったので…
あっ、婚姻は有効なんだなぁ。
と、認識したtadだった。
そして、これまでどおり、毎日のように嫁ちゃんとLINE通話した。
あるとき、タイ人嫁ちゃんが通話の中で…
tadのお父さんとお母さんに結婚のことを話したの?
と、質問された。
いや、まだやな。
早く言ったほうがいいんじゃない?
そうやな。
そう、tadは自分の両親に結婚することを言っていなかったのだ。
タイ人嫁がtadの家族と会う!(来日前)
tad両親にタイ人女性との結婚を報告
とりあえず、親には早く言わないとあかんな…
てなわけで、母親にLINEで…
(LINEメッセージ)
タイ人女性と結婚するわ〜
と、メッセージを送信。
即、レスポンスあり。
(LINEメッセージ)
はぁ!?
あんた、ちょっとそれどういうこと?
電話もかかってくるけど、母は間違いなく冷静でないため、今電話に出るのは得策ではないと判断して…
電話をスルー
着信が鳴り止んだ後、
(LINEメッセージ)
ちょっと待って。
あとで、電話をする
と、送り…
1時間後、tadより電話をかけ、結婚について話す。
結婚に至る経緯を色々と聞かれたけど…
ほとんど大ウソをついた。
タイ旅行中にたまたま隣に日本語を話せるタイ人女性がいて、質問したことがキッカケとウソを言った。
➤真実は、カラオケクラブで出会う。
だいだい2年間の恋愛期間を経て結婚を決めたとウソを言う。
➤真実は、約3ヶ月で結婚に至った。
まぁ、そんなウソは、どうでもいい。
結婚までのプロセスなど親には関係ないことなんだから、角が立たないように、テキトーなことを言った。
そんな感じで、親はtadの結婚への意思を尊重してくれて、反対することは特になかった。
ということで、嫁ちゃん来日の際、一緒に食事をすることになった。
※いまだに(2020年2月時点)別居婚状態が続くことに対して、たまに、「どうなってんの?あんた達!」みたいなことは言ってくるけど…
そりゃ、そーだわな。
来日前の電話で結納金について聞かされる?
タイ人嫁ちゃんに、親に報告したことを電話で伝えると、
大丈夫だった?
大丈夫やったよ。マイペンライ。
そうか…
と、一安心していた。
そして、話題は一気に切り替わる!
結納は、いつにする?
結納?
あ〜、難しい言葉を知ってるね。
どうしようか?
時期的には、来年の1月ごろにしようかって話になったけど、ここからがtadには衝撃だった。
結納金だけど…
200万バーツでいい?
と、嫁ちゃんが切り出す。
え、200万円(それでも高い!)ではなくて、200万バーツ!?
そうよ。
私の家は高いよ。
(心の声)
な、なんと…
結納金などという制度があったのか。
しかもその額200万バーツ(約680万円)だと!?
い、いいけど…
すぐに、そんな大金なんて払えないよ。
あなた、貯金600万円ぐらいあるって言ってたでしょう!
なんでないの!?
え!?
(心の声)
たしか、初デートのとき、見栄を張って貯金はけっこうあるで〜みたいな話はしたけど、まさか実際に結納金として払えというのか?
そんな金、払えないぞ!
というか、貯金はおろか、借金しかないけど…
そう、tadは狂っていた。
タイ人女性と結婚したい。
そんな思いによって、テキトーなことを言っていたのだった。
やば過ぎるtadは、払える算段が全くないにもかかわらず、結納金200万バーツを払うと明言したのだ。
今は、払えない。
けど、いつかきっとなんとかするよ!
この言葉に納得したのか、とりあえず、結納金200万バーツは翌年1月までに準備する必要はなくなった。
ほっ…
こうして、嫁ちゃん来日の際に、tadの家族と会うことが決まったこと、
そして…
結納が翌年1月ごろ行われると決定した。
着々と事は進んでいるのだ。
借金問題は一向に解決しないのに…
というか、解決どころか、膨張することになるのにね…
✅ちなみに結納金200万バーツについて…
「いつかなんとかするよ。」この発言で納得したのか…
tadを試しただけだったのか…真相は不明というか、嫁に確認していないが…今日に至るまで結納金200万バーツについての話は全く出ていない。もちろん、tadから嫁に結納金は、本当に払う必要があるの?なんてパンドラの箱を開けることはない。
もしかしたら、万一(でもない?)離婚した際に、積立預金(執筆時の2020年2月時点で740万円)から、結納金分を抜き取るのかもしれない。
いずれにしても、結納金200万バーツは今のところ請求はされていない。
とまぁ、こんな感じで、2016年11月某日…
タイ人嫁ちゃんが来日する。
借入残高・・・210万円
なぜか調子に乗って、嫁ちゃんの航空券を俺が予約するよ。と見栄を張った…
こういったtadのアホな行動によって、借金は膨張するのだ!
第12話は、こちら!
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