本記事は、第29話、【膨張編その19】。
今回は、タイ人嫁ちゃんと会ったときの話ではないが、タイ人嫁ちゃんとの国際結婚する過程で、印象的だった出来事について書く。
というのも…
国際結婚って、まだまだ世間的にマイノリティーであること…
特に、田舎においては、その傾向が顕著であること…
そんなことを身をもって体験したのだ。
タイ人女性との国際結婚に親戚大反対!
2017年1月に結納を済ませたのはいいんだが…
tadの親より…
あんた、親戚のおじさんとかに結婚報告しないとダメよ!
と、LINEが来た。
うわっ、めんどくせー
とか思いつつ…
やっぱり、筋は通さないとあかんのやろなぁ〜
そんなわけで、親戚にタイ人嫁ちゃんとの結婚報告するため、帰省した。
ちなみに…
大阪から新幹線で片道13,000円ぐらいかかる場所に実家があるので、地味に大きな出費なんよな。
当たり前(実は異常)やけど、クレジットカード(リボ払い)で切符を購入したけどね。
「tad家の本家は終わったな」親戚から辛辣な一言を食らう
tadの田舎やけど、冗談抜きでクソど田舎。
過疎化がどうとかってレベルじゃなくて、日本昔話の舞台になるような田舎。
家の周囲は、無耕作の田んぼとか畑があって、その先にようやく民家があるみたいな集落。
時が止まっているような場所なんよね。
つまり…
いまだに、戦前の「家制度」、「家父長制」ような感覚があるみたいなんよね。
そんな戦前のような社会で、タイ人との国際結婚報告をするなんて…
マジで、非国民扱いされるんちゃうの?
そんな恐怖感を感じながら帰省したわけ。
まぁ、結論から言うと…
予想どおり、いや、予想以上に…
親戚から、辛辣なお言葉をいただき、非国民扱いをされたよ。
- お前は、tad家を潰す気か!?
- あ〜ぁ、tad家は終わったな。
こんな感じで、本当にダメ人間っていうレッテルを貼られた。
このご時世に国際結婚したことで、ここまで蔑まれるんか…
ガチで、カルチャーショックを受けたよ。
本当、田舎の価値観って、間違いなく半世紀は遅れとるな…
そら、廃れるわ。
tadは、そんなことを思いながら、親戚のおっさんより、「tad家はなぁ〜」みたいなことをコンコンと言われ…
30分後、ようやく解放…
正直、げっそりしたよ。
多分、次におじさんと会うのは、おじさんの葬式のときだろう。
冗談抜きで、国際結婚することって、ここまで許されないことなんやと本気でビビったよ。
まぁ〜何はともあれ…
筋は、通した!
結婚報告したという事実は、きっちり残せたわけね。
ってか、この結婚報告を通じて思ったことは、なんというか…
社会って生き辛いなぁ〜ってこと。
結婚ぐらい個人の自由やんけ!
そんなtadの思想を親戚のおじさん達は、
お前は自由過ぎる、もっとtad家のことを考えんといけないだろ。
あ〜もうtad家は終わったなぁ、こりゃ!
みたいなね。
おじさんは、悪い人じゃない分、余計にややこしいのよね。
嫌味じゃなくて、本気でtad家を想っての発言やからな。
先祖代々の純日本人tad家が…
ガミガミ…
・・・
これ以上は書かないが、現代社会ではアウト〜な発言もあったしね。
そんなこんなで、tadの帰省は散々たる結果に終わった。
まぁ…
おじさんには、関係ねーじゃん!
って感じやけどね。
さて、次回は切り替えて…
いつもの感じで、タイ人嫁ちゃんとの会った回数11回目について書いていく。
11回目のメインイベントは、次女ちゃんの結婚式に出席すること!
乞うご期待。
✅2017年9月時点
借入残高・・・350万円
積立預金・・・72万円
『夏を楽しまないと!』
そんな空気に飲み込まれて、
「金曜、土曜の予定を埋めなければ、俺はしょうもない人間となってしまう。」
そんな一種の強迫観念みたいなものを勝手に自分で背負い、クレジットカードをフル活用したのだ。
そりゃあ、借金は膨張するわけだ。
愚かな見栄っ張りtadの経済行動であった。
第30話は、こちら!
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