宮部みゆき氏の #火車 を読みました。
殺人事件を休職中の警察官を中心に解決していくストーリーですが…
事件の背景にある借金をテーマに展開されていくんで、めちゃくちゃのめり込み、一気に読み終えました。お金にだらしない人間が借金をするものだ。借金する奴は悪だ。
— tad@借金1300万・タイ人女性と結婚・タイ移住願望 (@tad20160724) December 21, 2019
上記のツイートしたけど、改めて借金問題について考えたよ。
なぜ、俺は借金したんやろ?
これね〜、圧倒的な飲み代での散財で収入以上に飲んだからやけども…
もっと掘り下げて考えてみたよ。
借金人間は意外にも生真面目で気の弱い人間が多い
tadの世間から思われてるイメージは、酒飲んで壊れるヤバい奴って感じです。
でも、なんで壊れるような飲み方をするか?
だって、無理してるってことやもんね。
冷静に考えたら、気の弱い人間なんですよね。
とにかく弱いんです。
だから、金がないのに無理して飲むんで、虚栄心を張るんですよ。
あとは、寂しがりだから。
孤独が嫌だったんですね。
常に誰かとワイワイしなければ、世間から取り残された気になり憂鬱になるんです。
これも心の弱さからくるもんです。
tadは圧倒的に気の小さい弱い人間なんです。
だから、無理して借金してでも飲み会に参加したり、企画したりして輪の中心にいなければ気が済まなかったんです。
酒飲んで暴走する裏には心の弱さがあるんですね。
金利の恐ろしさを知らず、軽い気持ちで借金してしまう
一応、元銀行員であるtadが、多重債務者になるなんて笑えない話ですが…
もっと笑えないのが…
金利の計算をすることなく、軽い気持ちで借金したことです。
100万円分キャッシングしたら、年利15%というカード会社や消費者金融がほとんどでしょう。
年間15万円ですよ。
当時(27歳ぐらい)の手取り年収300万円ちょっとだったtadが、利息だけで15万円を払うってかなりしんどいですよ。
手取り収入のうち、5%が利息なわけで…
やばいよね~
そんなことを考えることなく、とにかく飲み代が欲しい。
飲み会に参加しなかったら、しょうもない奴だと思われる…
当時は、そんなに追い込まれていた感じはなかったけど、今振り返ると、やっぱり見栄を張ってましたね。
そんなことでキャッシングをして飲み代を捻出し、飲み会で暴走していたわけです。
そら、借金野郎になりますわな。
現役借金野郎だから分かるリボ払い利息の恐怖
tadが多重債務者として、最もドン底だったのが2019年4月頃です。
つまり、借換ローンで、金利3.9%の借金一本化する直前です。
借入残高は420万円ですよ!
7社から借金してましたが、平均金利15%として、年間利息支払い額は、な、なんと…
63万円ですよ!
利息だけで手取り年収の20%です。
こうなったらマジで人生終わりです。
※自己破産できなかった理由とは…
タイ人嫁に借金のことを隠していたため、自己破産はできず。
というのも、嫁が管理するtadの口座に積立預金があるので、自己破産すれば預金の大部分が没収されるんです。
そう、嫁にバレるんですね。
毎月約5万円の利息返済に元本約9万円、合算して約15万円程度を返済していました。
もちろん、20万円ちょっとの手取り給料で、15万円を払えば生活できるわけなく、元本返済分を再び借入する自転車操業状態だったんです。
リボ払い返済をすると、はっきり言って利息のみ返済してる状況になり借入元本は減らないんです。
2社以上から借金し、リボ払い返済するなら、もう人生終わりです。
借金は減りませんよ!
これがリボ払いです。
リボ払いって、ネット広告とかでよく見ますよね?
リボ払いに変更したら、ポイント加算みたいな。
あれは罠です。
しょうもない微々たるポイントのために、カード会社の奴隷なってしまうんですよ。
tadは、完全にカード会社の奴隷として、カード会社に利息という名のお金を献上してましたからね。
1年間のうち2ヶ月間はカード会社のために働くんですよ。
やばくない?
リボ払いって、そんなことになるんです。
知ってた?
リボ払いするような事態になるなら…
- 両親など、無利子で借金を立替てもらう
- 自己破産する
いずれかを選択しよう。
上記2点も嫌なら、tadのように借換ローンで金利を大幅に下げてコツコツと返済することですね。
リボ払いする前にやることを書きましたけど、それらの方法について具体的に解説した記事を書いてますので、よかったらどうぞ。
簡単にクレカでキャッシングできる現代社会は異常
スマホ一台あれば、簡単にクレジットカードや消費者金融からの審査を受けられる時代です。
審査を通過すれば即日、カードをゲットでき、すぐにキャッシングという名の借金をできます。
これは、ひと昔前からしたら、マジで異常です。
借金するまでのハードルが本当に低い。
簡単なんです。
そんなシステムを作り上げて、金融業界は、大儲けしてるわけですよ。
キャッシングするってことは、人生ずーっと借金に苦しみ続けることになるんですよ。
現にtadがそうなので、よく分かります。
-
ちょっと見栄を張りたい。
-
ちょっとみんなが持っているあのブランド物が欲しい。
-
今月お金ないけど、飲み会に参加したい
こんな下らん小さなことで一生、借金地獄なんですよ。
そんなことをさせるために、賢い金融業界の奴らは、あなたの背中を押すんですね。
そして、あなたを借金地獄に落とし込み、あなたが払う利息で大儲けするんです。
異常です。
こんな異常なことをサクッとスマホ一台有れば、簡単に借入審査を申し込み、通過すれば、数時間後には借金できるんです。
そりゃあ、借金で苦しむ人が増えるわけですよ。
借金問題は公害だ
ここまで書いたとおり、借金する人って、チャランポランな人ばかりでなく、むしろ生真面目な人の方がむしろ多かったりするんですね。
孤独になりたくないから。
tadが借金をしてまで飲みまくった根本的な原因はこれです。
ほんまにちょっとしたことなんですよね。
ただ、そのちょっとの積み上げが、多重債務者となり人生詰んちゃうんですな。
そんな誰にでも起こり得る借金をいとも簡単にできる世の中の仕組みはおかしいんです。
そう、借金問題は公害なんです。
もちろん、借金する奴がだらしないだけじゃんっていうのが世間の評価でしょうが…
そんな借金をなんとしてもさせたい!
利息を払わせるだけ払わせて、借入元本は減らさないようにさせたい!
テレビのCMや、ネット広告など見ていて本当に『借金せよ』と呼びかけてますよね。
狂ってますよ。
自己破産するのは正解!私生活に影響はないんだよ
tadを含めて、借金することの真の恐ろしさを分かっていない人は、死ぬまで借金と付き合うことになるので、一生、豊かになれません。
借金するときって、最初は、本当に軽い気持ちなんですよね。
来月には返せるから大丈夫。
たしかに、はじめての借金はtadも翌月に完済しましたよ。
ただ借金することが当たり前になれば、次はリボ払いで返済することになります。
こうなれば、多重債務者として、借金に苦しみ続ける人生ですよ。
だから!
自己破産すればいいんですね。
マジで。
自己破産って、世間が思うほど重たいことでもないし、バレないし。
強いて言うなら、クレジットカードを作れないデメリットぐらいですよ。
飲み代やギャンブルなど、明らかな浪費であっても基本的には自己破産できます。
延々と利息のみ払い続ける人生はクソです。
スマートに自己破産すればいいんですね。
生真面目なあなたは、貸し手(債権者)であるカード会社に対して、申し訳なく思う必要は全くありませんよ。
借金の恐ろしさを説明することなく、借りて借りて広告しまくってるわけですから。
そして、貸し手(債権者)は儲けてるわけで。
何も気にすることなく、破産すればいいんです。
tadもやけど、あなたも借金問題を解決しよう。
tadは、孤独を受け入れて、飲み会をバシバシ断ることですね。
飲んでもソフトドリンクしか飲まず、飲み会後はスマートに帰宅するって感じです。
おしまい
コメント