本記事は、第46話、【狂乱編その11】。
結婚式前日に、まさかの緊急入院した、タイ人嫁ちゃんのお母さんだったが…
病気で苦しい状態にもかかわらず、フォーマルなドレスを着て、スタンバイしてくれていたおかげで…
集中治療室的な部屋で、家族揃っての結婚式の記念写真を撮ることができた。
tadは、お義母さんと手を握り合った。
お義母さんからの…
娘をお願いね…
そんな感じの力強いメッセージを受け取りつつ…
実は借金を隠していることを申し訳なく思いつつ…
色んな思いを胸に…
tadは、病院を後にした。
悔いてるなら、はよ借金なんとかせいや!
・・・
でね!
その後、結婚披露宴会場であるホテルに戻り、嫁ちゃんは普段着に着替えて…
タイ人嫁ちゃん一家とtad親子は、予約していたレストランに向かったのだ。
そう、けっこうバタバタしてたんよね。
そんなところから書いていく。
披露宴にてタイ人嫁がtadとの結婚を決めた、きっかけを語る(嫁と会った回数14回目)
さて、太陽がだんだんと沈んでいき、披露宴の開始時刻が近づいてきた。
tadは、色違いのタキシードを着替えただけ。
マジで、何をするわけでもなく、ボーッとしてた。
嫁ちゃんは、化粧し直したり、なんやかんやとバタバタしてた。
さて、夕方6時だ。
ゲストが、ぼちぼち到着する時間である。
ここからの流れはだいたい把握していた。
そう、数ヶ月前に次女ちゃんの披露宴に出席していたんでね。
6時ごろ~約1時間後の開宴までひたすら、ゲストの方々と写真を撮りまくった。
(心の声)
絶対に今日以上に写真を撮ることはないやろなぁ…
って思うぐらい、ひたすら写真を撮った。
写真を撮り終えたゲストは、テキトーに自分の席を確保し、各々テキトーに食事を始めた。
タイ料理をメインとしたビッフェ形式だけど、乾杯前に、みなさん続々と飲み食いを始めて、tad両親やtadの友達が、唖然としているのがおもしろかった。
まぁ、唖然とするわな。
そんな感じで、みなさん、タイ式の披露宴を体感していたね。
ほんで、披露宴の開始時刻となり、tadが先に入場し、その後、嫁ちゃんとお義父さんが入場。
なんか親戚の政治家が乾杯の唱和をしてくれて、乾杯!
このとき、司会進行は、若いタイ人男性2人にしていただいたが…
この2人は、ほとんど問題なく日本語を話せたので、マジで助かった。
この2人が、司会進行してくれたおかげで、つつがなく披露宴が進行したよ。
本当、感謝!
国際結婚するなら、両国の言葉を話せる司会進行役は絶対に必須やな。
家族に対する優しさが決め手だった。ということは?
さて、披露宴は順調に進行していき…
ケーキ入刀したり、嫁ちゃんがブーケトスしたり…
tadは、ナイフをそれに当てるまで本物のケーキと思っていたため、地味にビックリした。
そんな感じで、披露宴の流れは日本でも定番みたいなやつと概ね同じだった。
さて、披露宴も終盤に差しかかってきた頃…
よくある、新郎新婦及びそれぞれの父親から一言もらうみたいなやつの時間となったのだが、
tadとtad父親は、何の準備もしていなかった…
父さん、すまん。
俺が披露宴の流れを把握しておらず、事前に知らせられなかったわ…
そんなことを思いつつ、tad自身も何も準備していなかったので、ピンチだったけどね。
でね!
まずは、新郎新婦が受けた質問とは…
超ベタな質問である…
『結婚を決めたきっかけは何?』
ってやつ。
うわぁ〜、この手の質問か…
まぁ、ベタな質問にはベタな回答をということで、tadは…
タイ人嫁ちゃんに出会ったとき、一目惚れしたことがきっかけです!
その後、僕からの猛烈なアプローチがきっかけで、お付き合い、そして、プロポーズしました!
みたいなね。
まぁ〜当たり障りのない回答だ。
そして、嫁ちゃんのターン。
タイ語で、何か言う。
(心の声)
やばい。
何を言ってんのか全く分かんねー
と思ってたところ、司会進行役のお兄さんが、すかさず日本語に通訳!
tadさんの(嫁ちゃん)家族に対する優しさや思いやりを目の当たりにして、この人に決めました。
と、嫁さんは言いました!
とのこと。
家族を思いやる気持ちを持つ、嫁ちゃん。
そんな気持ちに見事に応えた、新郎tad。
いい話やね。
って…
いやいやいや、ちょっと待てい!
嫁ちゃん家族に会う前に、すでに婚姻届を用意してましたやん。
と、tadは、今日一番のツッコミを入れつつ…
感極まる雰囲気を醸し出して、嫁ちゃんのコメントを聞いていた。
さすが、嫁ちゃん。
見事な理想的な回答だった。
ってか、嫁ちゃん家族を大切にしてくれるtadの言動が良かったってことは…
例えば、将来、
タイ人嫁ちゃんのご家族が経済的に困窮したとするなら…
tadは、優しさという名の金銭的な援助をし続けないといけないのかな。
そんなことをなんとなく考えた。
正直、お義父さんが事業を止めて、経済的に厳しくなったなら…
私の家族に毎月○万バーツ送金してね。
こんな感じのけっこうあり得る未来予想図をなんとなくイメージした、tadであった。
もし、近い将来そんなことになったら、マジでやばい…
まだまだ完済人の道は遠いからね。
金銭的な援助を開始するにしても、せめて、10年ぐらいの時間は欲しいものやな。
とか思いつつ、tadは完済人となり金銭的な援助ができる経済力を得るどころか…
借金は減らず、むしろ狂乱のごとく増えることになるんやけどね。
話を元に戻す…
tad夫婦の結婚の決め手について話し終えると、
最後に新郎新婦の父親が、ゲストの方々へのあいさつをして、披露宴はお開き。
tad夫婦の人生における幸せの絶頂は、こうして幕を閉じたとさ。
まぁ、タイ語を全く話せないtadだったけど…
2人の司会進行役の通訳のおかげで、披露宴自体はトラブルもなく平和そのものだった。
披露宴終了後はコープンカップといい、固く握手を交わした。
そして、LINEを交換して日本で会う約束を取り交わした。
さて…
披露宴は終わった。
そして、披露宴の次のスケジュールは…
アフターパーティーこと二次会だ。
この二次会だけど…
思い出しただけで、マジで胸糞悪くなるような会となった。
なぜ?
理由は、タイ人嫁ちゃんの一言に端を発するのだが…
具体的なことは、次回に書いていこう。
まぁ、思い出しただけで、イライラしてくるし、ゲストには申し訳ない思いでいっぱいになる…
続く…
✅2018年2月時点
借入残高・・・420万円(うち友達からの借金150万円)
積立預金・・・78万円
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