入院中のタイ人嫁の母が、家族写真撮影のためドレス着用でスタンバイに涙?

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本記事は、第45話、【狂乱編その10】。

 

朝っぱらより始まった、結婚式前のプロポーズ・結婚の誓約を交わしたセレモニーからの…

タイ式および中国式結婚式を無事に終えた。

 

さて、披露宴の開宴まで6時間程度あるから、ランチでも食べて休息タイムなのか?

 

そんなノリのtadだったが…

休息時間と思っていた時間帯に、まさかの本日のハイライトを迎えることとなった。

 

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緊急入院した義母と、まさかの結婚式の家族記念写真を撮影!

 

タイ人嫁ちゃんがホテルの一室に戻り、なぜか披露宴で着る予定のウエディングドレスに着替え始めた?

 

tad
tad

(心の声)

え?
ランチ行くんじゃないの?
なんか、前撮りでもすんのか?

 

なんて、思ってたら…

 

タイ人嫁
タイ人嫁

今から、お母さんのところに行くよ!

 

tad
tad

今から行くんや…
分かった。

 

(心の声)
なぜ今行くのか?
あっ、一応、無事に結婚式は終わって、これから披露宴だよ。
みたいなことを伝えるんかな?

ほんで、ウエディングドレス姿を一目、お義母さんに見せるのかな~?

 

tadは、そんな感じのことを想像してたが…

 

まぁ、見出しに書いてるけど、tadの想像以上のことが起きるわけやったんよね。

 

マジでビビった、義母のドレス姿でのスタンバイ…

 

昨日、お見舞いに来たお義母さんの病室に再び訪れた。

tad両親は、今日が初めてのお見舞いやけど、tad母は、タイの医療機関のクオリティの高さにけっこうビックリしてた。

※医療機関内のコンビニでパートしてるから、なんとなく分かるらしい。
多分、知ったかぶりやと思うけど…

 

昨日は、tadがお見舞いに伺った際、ずーっと眠っていたけど、今日は、ばっちり起きていた。

 

念のため…

 

tad
tad

サワッディーカップ

と、一言あいさつする。

 

tad
tad

(心の声)

てか、ほかに何を話したらいいか分からん。
「体調はどう?」ぐらい聞きたいものよな。
マジで、こういうときに意思疎通できひんって辛いよ。

 

国際結婚するうえで、相手国の言葉をある程度、話せるスキルって超大事やと痛感したね。

※2020年3月現在(執筆時点)、いまだに話せんけどな!

 

タイ語を話せないこともあり、蚊帳の外って感じだったので、ボケーッとしてたら…

 

ナースさんが、お義母さんの掛け布団を取り払った!

 

何するの?

 

と、思ったら…

 

お義母さん…

 

ドレス姿やん!!

 

このサプライズに、tadの涙腺はガチで緩んだわ…

※タイ人嫁ちゃん一家は、お義母さんがドレス姿でスタンバイして、家族写真を撮影すると知っていたので…
tadとtad両親のみがビックリしたってことやけどな。

 

そう、結婚式の家族記念写真を撮るために、治療中のお義母さんは無理をして、(ピンクと紫の中間ぐらいの色目のフォーマルな)ドレスに着替えて、スタンバイしてくれていたのだ。

 

とはいえ、緊急入院したお義母さんの身体には、管が何本も差し込まれてる。

そんな状態でのドレス姿だった。

 

tad
tad

こんなサプライズがあったとは…

感動のあまり、泣いてまうで。

 

しかし…

 

嫁ちゃん一家は、この状況を知ってたため、全然普通やったから…

 

tadだけが泣くわけにもいかず…

 

グッと堪えたけど、正直、あと一歩で泣いてた。

危なかった。

 

ほんで、ナースさんが、お義母さんの身体に差してある管を全て取り外し…

医療機材を周辺から避けて…

 

写真撮影の準備オーケー。

 

気づけば、集中治療室みたいな場所だったのが、結婚式場のような雰囲気に様変わり。

 

tad
tad

(心の声)

こんな結婚式の家族写真撮影なんてあるのか?

 

そんなこんなで、テキパキと写真を何枚か撮影し…

ものの10分程度で、いつもの集中治療室の雰囲気に戻った。

 

これがタイスタイルなのか…

 

まさに、アメージングタイ!

 

こんなステキなタイ嫁ちゃんとその家族と国際結婚できるなんて幸せだけど…

 

あまり長居するわけにも行かず、病院を出る時間になった。

このあと、ランチを食べて、ホテルに戻り、嫁ちゃんの化粧直しなど色々と準備せなあかんみたいやし…

というわけで、病室を後にするわけだが…

 

最後に、tadはお義母さんと固く手を握り合ったのだ。

 

その手には…

 

娘をよろしく頼むね。

 

そんなメッセージが込められているような気がした。

 

まぁ、読者の方ならもうお分かりかもしれないけど…

 

tadの心は…

 

tad
tad

お義母さん、分かりました!
娘さんをきっと幸せにしてみせます。

 

なんてことを思えるはずなく…

 

 

tad
tad

いや、実は、僕…

借金あるんですよね…

 

 

そんな心境だったということは言うまでもない。

 

結婚って、こんな人間ドラマが凝縮されるイベントなんよな。

 

親御さんが手塩にかけて育てた娘の人生をtadに託す。
娘をよろしくね。

 

こんなお義母さんの思いを見事に裏切っているtadは…

 

このときほど、借金を隠していることの罪深さを感じたことは無かった。

 

 

健全さん
健全さん

なら、自分の両親に相談して借金を立て替えてもらえよ。
口だけやん。

 

tad
tad

・・・

 

まぁ〜人間、良くも悪くも忘れやすい生き物よね。

 

この記事を書くにあたり、病室でのお義母さんとのやりとり、そして、そのとき感じたことを久しぶりに思い出した。

 

というのも、結婚式から1ヶ月後ぐらいには、お義母さんとの思い出は忘却の彼方に消え、借入残高をさらに増やすことになるのだから…

 

まぁ…

それは、また後の話で。

 

なんやかんやで、披露宴開始の時間が近づいてきた。

 

続く…

 

✅2018年2月時点

借入残高・・・420万円(うち友達からの借金150万円)
積立預金・・・78万円

※借入残高および積立預金は増減なし。

 

 

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コメント

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